PCとプロッターとの接続がうまくいかないことから久しぶりに図面を手で描くことにしたので仕事用に使用している眼鏡を10年ぶりに作り変えた。
奥が今まで使っていた眼鏡、手前が新しい眼鏡である。
以前は、私が描く図面の大きさは42cm×60cmのA2版が主流だった。まわりに資料を広げながら描くので図面上だけが見えるのでは役にたたない。それに細部を描きながら図面の他の部分にも視線を走らせる。
それらを考慮してレンズを3回作り直した。その結果、一つのレンズの中で度が変化しているズームレンズにした。しかし欠点はレンズの端で見ると直角が曲がって見えるなど像が歪むことだった。
右が新しい眼鏡。最近描く図面は半分の30cm×42cmのA3版が主流。眼鏡の下にあるのがその大きさの図面である。
だからレンズも単焦点の小さなものにした。そしてレンズの端で見ても画像が歪まないように裏表の両面を球体で加工してもらった。
その上カットもちょっとおしゃれにした。少し離れたところはボケて見えるので人前にかけて出るわけでもないのに。
ということで値段は14万円近くかかった。
これで気分よく仕事ができよい考えが浮かび効率もあがればよいのだが。
虫が良すぎるかしら?(笑)