妻の父親が丸太を割って作った薪を積み上げるのが私の仕事、といえばなんと楽をしているのかと思うだろうが、よく見てもらいたい、ここは傾斜地なのだ。
薪を積む前に、直接地面に接しないように棒状の枝を二列並べている。
その上に薪を積むのだが、その2本の枝が水平になるように奥と手前には太さが違う短い枝をあてているのだ。それも1本で足りない場合はさらにその下に枝をはさんでいる。
2本の枝だってまっすぐではない。どのように寝かせれば上に置く薪が水平に積みあがっていくかを考えているのである。
積む場合もそれぞれの薪の形状を見て上部が常に水平に納まるように積んでいる。
私なりにけっこう頭を使っているのだ。