今、原発の放射能のことが心配されているが、もう一つ心配なことがある。
それはおびただしい瓦礫の中に破壊されたアスベスト(石綿=いしわた)製品が含まれていることである。
このことについては仲間たちとも早くから懸念してきたが、やっと話題にのぼり始めたようだ。
関西淡路大震災やアメリカの同時多発テロでの世界貿易センター崩壊現場でもアスベストによる肺機能低下になった人たちが多数出た。
放射能と同じようにこちらも目に見えず、肺癌などの発症まで30年から40年かかる場合が一般的なので防衛しておいた方がよい。
防衛策としてマスクを着用とされているが、実は普通のマスクでは意味が無い。
アスベストはきわめて細い繊維で、普通のマスクでは通過してしまう。
写真のような特別なマスクが必要なのである。