昨日は色々な用事があって東京へ出張した。
妻に小淵沢駅まで車で送ってもらい、朝6時2分発の立川行きの各駅停車に乗る。
実は高速バスを利用したほうが安くて速いのだが、お盆休みが続いているので高速道の渋滞を心配した。
この各停は途中で特急に抜かれることもないので他の各停よりも速く、普通2時間半はかかる高尾駅まで2時間で行く。
高尾駅で、このままJRを利用して新宿へ行くよりも380円節約になる京王線に乗り換えて新宿へ向う。所要時間はほとんど変わらない。
さて、猛暑の中を設計事務所の東京での廃業届け提出のため新宿の事務所協会へ寄り、大井町の都税事務所へ立ち寄って会社の移動届けを提出。
そのあと久しぶりに大田区のマンションに立ち寄りポストにたまった宅配便で届く書類の回収と部屋の風通しと不動産業者との打ち合わせを済ませ、蒲田税務署へ会社の移動届けを出したあと補聴器のメンテナンスのために銀座にあるワイデックス店に寄る。
ここで冷たい飲み物を何杯か頂いてホッとひと息つく。
最後に渋谷区幡ヶ谷に向い、東京土建渋谷支部の設計分会の会合に出席し、秋に予定している展示会のテーマについてさまざまな提案の中から一つに絞り込むための議論などをしたのだが、久しぶりに脳を大いに刺激して気分がよい。
ただ予定時間を1時間オーバーしたので私は食事につきあう時間がなくなり、皆と別れて一人新宿駅に向う。
22時発の甲府行き特急は予想以上に利用者が多いのにはびっくり。
ホームに着いたときには自由席車両乗り場には行列ができており、しかも東京駅発なので座れるかどうか心配するほどだったが、なんとか一人分空いている席を見つけることができた。
この特急は帰宅を急ぐ通勤客が使うらしく、近距離の立川、八王子を過ぎるとかなり空いてしまった。
特急で終点の甲府駅まで行かずに途中の大月駅で降り、待っていた小淵沢行きの各停に乗り換える。
甲府駅まで行っても同じ各停が来るのを待つだけだから特急料金の節約である。
乗客の数も途中駅で次々と減っていき、小淵沢駅に着くころには車両には私一人になってしまった。
日付が変わった0時38分に小淵沢駅に到着、迎えに来た妻の車で帰宅した。
街灯もない夜道は真っ暗で、車のライトを上向きのまま走るのだが、運転する妻はこわがっていた。
夜道ではときどき鹿などの動物が横切ることもあるので注意して運転する必要がある。
しかしここで生活していく以上、妻にも夜道の運転に慣れてもらわなくてはならない。
こんなことで忙しい一日が終わった。