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11日、前のブログで紹介した北杜市の東にある兎藪への登山の日である。天気はよい。
8時過ぎに、我家に泊まったFさん、Kさんとそして妻と共に4人で私の車で北杜市東にある 根古谷へ向う。 40分ほどで新しくできた近くのゴルフ場の施設に着き、道端に残された工事用駐車場跡地に 車を停め9時に歩き始めた。 3年前に登山した人の記録を頼りに登り口を捜しながら50分ほど歩くと金ヶ岳線という新しい 林道が西に延びている分岐に着いた。記録の人はこの付近に下山している。 その痕跡をしばらく捜したがそれらしいものも見つからず、登るにふさわしい場所もないので 歩いて来た林道をさらに東へ向う。 ところどころコンクリートで舗装された道の表面は凍って滑りやすいので注意して歩く。 やがて林道は下って行きその先に沢にかかる橋が見えた。 そこから先は稜線から険しい沢が下っている地形になるので、比較的ゆるい斜面があるこの場所 から登ろうということになった。 とにかく道などないのだから、うっすらと雪に覆われた斜面を登りやすいところを斜め左上に見える 尾根に向ってひたすら登って行く。 尾根上に近づくにつれて傾斜はきつくなり、所々では四つんばいになるほどであった。 (Kさん写) それでもなんとか尾根上に這い上がり西にあると思われる頂上を目指す。 (Kさん写) 兎藪の三角点と標識がある頂上に着いたのは午後1時であった。 まわりは木々に囲まれて見通しは悪く、吹き抜ける風は冷たいが干支の山に登ったということで 皆兎をまねて写真に納まった。 (Kさんのカメラのセルフタイマーで) 妻が用意して持ってきたシチューをコンロで温めながらおむすびを皆で食べて40分を過ごす。 ここからは西へ延びる尾根の木の枝にピンクのテープがところどころにつているのでそれを 追いながら下山して行く。 この下山路はどんどん西へ向っており、車を停めてある場所より西へ下りてしまうのでは ないかと不安になったところでようやく新しい林道へ降り立った。 この林道は金ヶ岳線ではないかと判断して東へ歩いて行く。 はるか左下に見えるゴルフ場の施設と私の車の白い姿を見送ってさらに東へと40分ほど 歩いたところで今朝歩いた林道との分岐に着いた。 やっと現在地がはっきりとした場所に着いてほっとした。 今朝歩いた林道を45分歩いて車に着いたのは午後4時10分、7時間半近い山行となった。 このあと中央線の日野春駅へ向い、駅近くのレストランのカレーライスで無事下山を祝い、 電車で帰京するFさんKさんを見送って6時に帰宅した。
by amanojakusan
| 2011-12-14 06:37
| 山の話
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Comments(5)
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kaede-natural at 2011-12-14 08:32
お久しぶりです。しばらくブログをお休みしておりました。
結構傾斜がきつくて大変そうですね~。。。 私の父親(76歳)も山登りが趣味で、私が小学校の低学年の頃、御在所岳に一緒に登った記憶があります。 父親は今は右半身が動かないので登りませんが、リハビリに山登り用の杖?を使って歩いているみたいです。 私は階段を何段か登っただけでも心臓がバクバクするので山登りはしんどいと思いますが、天野さんは60歳を超えていらっしゃるのにさすがです・・・。
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amanojakusan at 2011-12-14 12:40
kaede-naturalさん、お久しぶりです。フラメンコの発表会もIC試験もともにやり遂げておめでとうございます。この気持ちがこれからの人生の支えとなりますね。
山登り用の杖?はストックといいます。
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weloveai at 2011-12-14 13:24
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amanojakusan at 2011-12-14 14:30
weloveaiさん、ありがとうございます。
今回の山行では私のルートファインディングもちょっと怪しくなってきたことを感じました。
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amanojakusan at 2011-12-16 17:24
4枚目の写真の私が雪面に手をついているのでコケてると思った人がいますが、斜面がきついので四つん這いになって登っているんです。
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