7月7日、近くのフィリア美術館で、東日本復興支援プロジェクトとしてのパイプオルガンの
演奏会があった。今回で3回目である。
パイプオルガンは、近くに工房がある中学同期のK君が製作したものだ。
時間前に行くとK君は後ろにいるスタッフと一緒に音の調整中だった。
妻が今朝3時までかかって作ったクッキーも、売り上げを寄付金とするために受付横に
並べられた。
妻は看護学校同期の仲間たちと会いに、今朝神奈川にある友人宅まで出かけて行った。
スペインから来日したホルヘ・ガルシア・マルティン氏の演奏で音楽会が始まった。
6曲の演奏のあと休憩をはさんで即興演奏についての話が演奏を交えながら行われた。
ヨーロッパでは16世紀までは音楽は即興演奏があたりまえだったのだが、19世紀に
入って楽譜通りに演奏する教育が広まり今日に至っているとのことだった。
その他詳しい説明がオルガン講師の女性の通訳で行われたのだが耳が悪い私には
内容が聞き取れなかったのは残念であった。
ところで妻が作ったクッキーはすべて売り切れた。そのことを妻の携帯にメールすると
うれしいとの返信があった。