11月13日、晴れ。今朝の気温はー3℃。
テレビで、お笑いタレントのイモトさんがヒマラヤのマナスル(8163m)に
登頂する様子が放送された。
彼女は今までキリマンジャロ、モンブラン、アコンカグア、マッターホルンと
挑戦し、今回はマナスルに挑戦した。
彼女が挑戦した登山で、モンブランとマッターホルンは放送を見た。
マッターホルンは、登頂したものの下山時間がなく、ヘリコプターでの下山と
なった。これ以上遅れればガイドを危険にさらすからだ。
これはしかたがないだろう。かなり技術があっても途中でガイドが時間内に
戻れないと判断した場合はそこから引き返すことを強制される山だ。
番組としては登頂することが重要だったのだろうから、ガイドとは予めヘリでの
下山をする打ち合わせだったのだろう。
それを成功したとかそうではないとかいうのはナンセンス。
そういう登山だったのだ。
マナスルもかなり周りがサポートしたであろう。しかし難しさにかわりはない。
三浦雄一郎氏に限らず、シェルパなどによってサポートされてやっと成功した
登山は今までだってたくさんある。ヒマラヤはそれだけ難しいのだ。
どんなにサポートされようと8000mの頂上に立つことは大変なことなのだ。
だから素直に祝福すればよい。