6月19日、雨。今朝の気温は12℃。
私が住んでいる地域には電話による連絡網のほかに防災用の放送設備が
ある。
あちこちに建てられたスピーカーから普段は「子供たちの下校時間です」
とか「どこそこのだれそれが亡くなりました」とか放送しているのだが、少し
離れた家の室内では声は聞こえても内容が聞きとれないという苦情が出て
いた。それに夕方になるとドボルザーク作曲の「家路」が流れるのだが、
せっかくの名曲がひび割れた音で流されるのでうるさいとの苦情もあった。
それなのに最も必要とされる風雨が強いときなどは雨や風の音で室内では
全く聞きとれない。ということからか、最近は市役所から「北杜ほっとメール」
というメールが届くようになった。
いつもは振り込み詐欺などの犯罪への注意や大雨のときの災害への注意
などだが、16日と18日の内容は違った。明野町小笠原地区と武川町黒澤
地区でツキノワグマが見かけられたという注意である。いずれも我が家から
それぞれ17Kmから12Km南東に離れた場所ではあるが、国道141号と
20号沿いの集落である。ふだん熊に注意するのは標高が我が家より上の
地域でなのだが、今回はかなり下の方なのが意外である。