8月26日、晴れ。
昨夜、ソファーの上で寝ていたはるかが、突然首を起こし開いている
窓の外をじっと見て耳をそばだたせている。しかし外は闇だ。
しばらくしてソファーから飛び降りピアノとソファーの間の狭い所へ
居場所を移した。
この場所は花火や雷などの音におびえてもぐりこんでいた電気温水器の
下には成長してもぐりこめないと知ったあとの逃げ場所である。
我々人間の耳には聞こえてこないが、はるかには聞こえたらしい。
遠雷?
アメリカの画家、アンドリュー・ワイエスの作品に同名の絵があるのを
思い出した。
妻のブルーベリー摘みに同行した画家が、もとの場所にもどってみると
草原に妻が寝ていた。そのとき飼い犬が身を起こしてじっと耳をそばだた
せて遠くの音を聞くようなしぐさをした。おそらく雷が鳴ったのだろう。
その姿を描いたのが上の絵である。
ところでピクチャに保存した写真を縦に回転させたのだが、ブログに
載せたら横向きのままである。
前のwindows7では回転した写真を載せることができたのだが。