2月8日、晴れ。今朝の気温はー12℃。
一昨日の6日は、12月に亡くなったかつての山仲間のFさんの墓参りに
かつての山仲間5人とF夫人とともに谷中霊園に行った。
亡くなったFさんは私よりもちょうどひと回り上で、12年前まで一緒に
南アルプス深南部をこの日参加したKさんと共にテント、水、食料を
背負い、道なき原始林を歩いた仲であった。
さて今日は月1回の俳句の会が長坂の会場であり、12人が集まった。
それぞれが5句作り短冊にしたためる。集まった5句×12人=60句を
12人で手分けして5句ずつ清記用紙に書き写す。その清記用紙を順々に
回して自分のノートに書き写す。そしてその中から自作以外の5句を選び
発表する。
今日は5人が選んだのが1句、4人が選んだのが2句、3人が選んだのが3句
2人が選んだのが8句あった。私のは1句を2人が選んだ。
その句は「一直線 雪原(せつげん)を行く 鹿の跡」である。
朝起きると家のそばの雪原に鹿の足跡が一直線に延びて林の中に消えて
いた。私たちが寝ている夜中にただ一頭、静かに歩いて行ったのだ。