先日の若建の旅行で平山郁夫美術館のすぐ近くにある三分一湧水を見学したかったのですが、皆さんそれよりもお腹のほうが先のようでパスしてしまいましたがちょっと残念でした。
実は私は物理大好き人間、大学も合格していた某大の物理学科に行こうかとさんざん迷ったほどです。結局「物理では飯が食えない」という父親の言に従ってしまいましたが。
三分一湧水を見ていると、四角い桝の中での三角形の石の位置と大きさが、この大きさでここしかないというところにあります。
湧き水がきれいに三等分されて流れているのを見ていると、その美しさに時の流れを忘れてしまいます。
ところで私の山荘、3.64×3.64の四角が二つくっついた平面の中に全てのスペースが、その機能を満足させながらコンパクトにそして自然に納めています。このような納まりを考えるのが好きなのも私が幾何も大好きだからでしょう。