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9月14日夜、仕事を終えた妻を職場で乗せ山荘に向った。調布ICで高速道に乗り、夜間割引を利用するため一旦甲府昭和ICで降り、下を走る20号の最初の立体交差でUターンして高速道にもどり小淵沢ICに向った。山荘に着いた時は日付が変わっていた。
9月15日、今日は妻の友人たちが訪ねて来て一泊する。おじゃま虫の私はテントを持って山に避難することにしている。山行は5月の滝子山以来、泊りがけでは昨年8月の奥多摩の七ツ石小屋以来、幕営は昨年5月の静岡県北部にある岩岳山、京丸山にヤシオツツジを見に行って以来となる。ここ一年、山荘工事と仕事とその他の活動で忙しかった。 登るのは山荘の北に見える八ヶ岳の編笠山、権現岳、三ツ頭である。 写真で一番左の丸い頂を持つ山が編笠山(2524m)、右にノロシバ、ギボシと続き、手前の架線の真後ろが権現岳(2715m)、右の山が三ツ頭(2580m)である。テント場は編笠山の右手の低くなった場所にある青年小屋の付近にある。 三ツ頭からは手前の木に隠されたところにある尾根を下って来る予定だ。 妻に編笠山中腹の観音平(約1550m)まで車で送ってもらい10時半出発。ザックの重さはおよそ16、7Kgだろう。当初は登りもきつくなく、久しぶりの割には順調だった。しかし青年小屋に直接行く道を見送って編笠山の岩が続く急な登りにかかるとペースがガクンと落ちる。 結局頂上には15時に着いた。 堆積する大きな岩の上を伝いながら下り、小屋で幕営の手続きをしてテント場に着いたのは16時だった。予定より1時間遅れた。 早速テントを張る。 この一人用テントは鶴見の登山用品店で見つけたのだが優れものだ。テント本体が濡れないように上からフライを張っているが入り口が庇状に延びている。左がそれ。中からテントのカマボコ型の入り口を開けて見ると下の写真のようになっている。 この庇の下に靴やゴミ、水を置くことができるのでテント内を広く使える。出入りするときには靴を履いたあと開ければよい。雨のときにもテント内を濡らさずにすむ。 また、テントを張るときポールを通すのだが、普通は末端を一方の穴に差し込んだあと反対側へ行きポールを湾曲させてもう一方の穴に差し込む。しかしこのテントは一方が袋状になっていてその部分にポールが差し込まれるので反対側に行く必要がない。一人でも手早く張れる。 なおフライをピンと張っているのは耐風のためばかりではなく、雨や夜露で濡れたフライがテントに接触していると雨漏りするのでそれを防ぐためでもある。 さてまずは水汲みだ。水場は5分ほど西に行った所に「乙女の水」がある。 テント内での生活は色々な工夫がいる。「テントは住まいの原点です」というのが私の持論なのでこれについては後で詳しく話そう。とにかく食事を終えて18時30分、寝袋にもぐりこみ就寝。 え!時間間違えていない?などと思うかもしれないが山では暗くなったら寝るしかない。体力回復に努めるのみ。 9月16日、4時起床。まずはコーヒーを飲む。麺にモチを入れて朝食。テントをたたむ。フライはびっしょり濡れている。夜露かそれとも夜中に降雨があったのかもしれない。 小屋のトイレを使わせてもらい、ストレッチをして5時45分出発。昨日はこのテント場も霧(登山者用語ではガス、下界から見れば雲)の中だったが今日は晴れている。少し登って振り返って見た。 編笠山の下半分は大きな岩が堆積しているのがわかる。小屋の右手の空き地がテント場で、私は手前の木の陰あたりに張った。 風が強くなってきた。ノロシバというピークあたりから岩場の登りとなり、所々に鎖が設置されている。このようなところを通過するためには岩登りの基本技術を身につけておくべきだ。昔は山岳会などに所属し鍛えられた者だけが登ってきた山にも、用具や交通機関の発達で一般の登山者が増えた。しかしその多くは基本技術を身につけていないのでなんとも危なっかしい。 ギボシ下を通過中のこの人たちも見ていてハラハラさせられた。 風を避けるため権現岳頂上手前の岩陰で10分休んだあと7時45分頂上に立つ。ちょうどいた人にシャッターを押してもらった。 三ツ頭に向う途中から見た八ヶ岳の主峰赤岳(2899m)である。 40代の頃、2月に右の尾根から雪壁を登って頂上に立ったことがある。若かったな~。 三ツ頭の先で南に下る尾根に入りぐんぐん下る・・・とはいかない。疲れが出てモモも痛くなってきた。まだ時間はたっぷりある。久しぶりの山行を楽しめばいいさなどとカッコつけてゆっくりと下っていく。 白いハハコ草の花が咲き乱れるヘリポートを過ぎ、獣の水飲場になっているという延命水入り口で休み、観音平へ行く立派な道を見送って下っていくと地図に載っているアスファルトの林道に出た。 地図では下山路はこれを突っ切っている。しかしその先の林に道がない。踏み跡を捜してみたが見当たらない。地図には右手の沢沿いにジグザグに下る道が載っているのでヒザほどの藪をかきわけながらそれらしきところを下って行く。こんなことは南アルプス深南部の山々で鍛えられているので不安はない。所々で踏み跡らしきものを見つけ、木に巻きつけた白いテープも二箇所あった。再び林道に出て右に行くとゲートがあり、車が行き交う八ヶ岳公園道路に出た。 この先をさらに南に行くと大河ドラマのロケに使われた建物が観光名所になっている風林火山館の前を通り甲斐小泉に出るのだが、山荘へ帰るので車の往来が激しい八ヶ岳公園道路を西に歩く。車のタイヤと道路との摩擦音がうるさい。10分ほどで牧場の中を南に延びていく道に入った。ゲートがあり私有地なのだが無断で歩かせてもらう。静寂がもどったので道端で一休み。 のんびりと牛たちが草を食んでいる。カメラを向けると一頭が警戒のまなざしをむけてきた。 コンクリートの道が草ぼうぼうの土の道に変わりさらに行くと右に横切っていくハイカーが見えた。甲斐小泉から続くハイキングコースの信玄棒道に出たのだ。この道は武田信玄が信州へ短時間で抜けるために造った軍用道路だ。牧場の道はここで終わる。なぜかといえばその先はゴルフ場が広がっているからだ。フェンスで厳重に囲われた似非自然の世界だ。私の山荘はちょうどこの南にあるのだが棒道を西に歩いて大きく迂回しなくてはならない。 14時45分、山荘着。妻たちはまだ出かけていた。
by amanojakusan
| 2007-09-19 11:25
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