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東京土建渋谷支部設計分会のレクレーションとして、八ヶ岳南麓にある建築を見学する旅を企画した。若い人たちにも参加してもらおうと、宿泊費や現地での食費、交通費、見学費は設計分会が負担することにした。その結果、40才以下の人たちが6名参加してくれた。
実は設計分会には770人が土建国保に加入する目的で登録している。この人たちを横につなげて情報交換とか情報発信の場にしようとさまざまな活動をしてきた。地域で開催される住宅デーにおける住宅相談を初め、先の土建まつりでの独自の活動もその一つだ。 ここ数年の努力の結果、今では20数名が活動に参加するようになった。しかし若い人たちの参加が少ない。 月1回、東京土建の緑の封筒ではなく、設計分会独自にデザインした黄色の封筒で国保の資料とともに活動内容を知らせる情報を送ってきた。 しかしその情報は所長や事務のところで止まっており、若い所員たちには届いていないのではないだろうか。 そして宿泊した夜の話し合いでその予想は的中した。封筒を見せたところ、皆初めて見たとのことだった。・・・ガックリ! 今回のことは独自に葉書で知らせたので所員たちにも流れたようだ。国保や他の資料と一緒に送ると事務的に処理されていることがはっきりした。今後も工夫が必要だ。 11月25日、9時に新宿西口地下広場に集合。私のプリウスを含む車3台で出発。参加メンバーは12人。別に土建本部から依頼された取材者一人。彼は今日のみ参加する。 中央高速道の双葉SAで一旦集合し、ここから私の先導で出発。長坂ICで降りて12時過ぎに宿泊する新宿区のリゾート施設に到着。その建物の立派さに皆驚嘆!新宿区は金持ちだ~。 12人のうち都合で遅れて参加するSさんを迎えに皆で中央線の長坂駅に行く。全員でのお出迎えにはSさんもびっくり! 「清春芸術村」 そこから清春芸術村に向った。フランスのパリにある、ギュスターブ・エッフェルによって設計された同名のアトリエ・アパートを模して造られた正16角形のラ・リューシュが迎えてくれた。 会員制のアトリエ付貸しアパートだが、残念ながら満室のため内部は見学できなかった。 庭に置かれているシトロエン製の3方がガラス張りの車は移動アトリエで、フランスでも日本でも多くの画家たちに愛用された。まず皆興味を持ってながめていたが、遠くの隅に建つ藤森氏たちが造った樹上の茶室「徹」を見つけるとそちらへ移動。 とにかくまず昼食をとろうとレストラン・ラ・パレットへ。谷口吉生氏設計。壁には画家たちによって実際に使われてきたパレットがかかっていた。 食事のあと宗教画家のジョルジュ・ルオーを記念して建てられたルオー礼拝堂へ。これも谷口吉生氏設計。 入り口上にはルオー作のステンドグラス、正面の木彫のキリスト十字架像の彩色、両側の壁にはルオー作の銅版画がある。 吉田五十八設計で東京に昭和26年に完成し、その後ここに移築された梅原龍三郎のアトリエを見た後、白樺美術館へ入った。 これも谷口吉生氏設計。同じ頃氏が設計した酒田の土門拳記念館と同じく床にレベル差をつけた建物である。 「夢宇谷のギャラリー」 白樺美術館を見終えたのは午後3時。まだ時間があるということで、ちょっと遠いが夢宇谷のギャラリーに行ってみることにし、小海線の北まで20分ほど車を走らせる。 ここには骨董品から日本やアジアの民芸品、そして現代作家の作品まであらゆるジャンルの品物が、おそらく建て増したのであろう、複雑に延びる建物の中にびっしりと展示されていて、訪れた誰もがその量に圧倒され、そして興味が湧き出る空間だ。 ひとしきり眺めまわった後はお茶室のにじり口のような低い入り口を入ったティールームで休む。低い掃きだしの開口部から見える流れのある庭には陶器が点在している。この開口部は開けっ放しだ。戸がない。 ギャラリーの持ち主は自分自身もアーティストとして広い分野で活動しており、東京の広尾とアメリカのニューヨークにもギャラリーを持っているとのこと。 「グリーンヒル八ヶ岳」 薄暗くなった道をもどる途中、取材していたYさんを長坂駅で降ろし、5時過ぎにグリーンヒル八ヶ岳へ到着。 部屋は10畳の和室が3部屋。夕食前にまず風呂へ。3階まで吹き抜けで天井の高い1階レストランで6時から夕食。左端が私。 (手前はフラッシュでできた長いズームレンズの影) 食事後、セミナー室を借りて11日にビッグサイトで行われた土建まつりでの設計分会の活動と、私のブログからMさんが編集した山荘の建築経過を映写した。 このあとは1室に集まっての歓談。前述のように若い人たちに情報が届いていないことがわかり、今後は各自のメールアドレスへ直接送ることにする。 11月26日、昨日に続いて今日も天気がよい。バイキング形式の朝食を済ませて9時にロビーに集合。表に出て従業員の方にシャッターを押してもらい集合写真を撮る。 「草刈オルガン工房」 車3台を連ねて、まずルオー礼拝堂にあったパイプオルガンの製作者Kさんの工房へ向う。Kさんは私の中学での同期生だ。 工房では夫人が迎えてくれた。Kさんは出来上がったオルガンとともに千葉に行っているとのこと。ということで工房をちょっとのぞいて失礼しようと思っていたのだが、夫人の熱心な説明と皆の興味津々な雰囲気につい時間をとってしまった。 「ホテル・リゾナーレ」 予定より1時間遅れてイタリアの建築家、マリオ・ベリーニ設計のホテル・リゾナーレに到着。外の訪問者用の駐車場から林の中のアプローチを建物を眺めながらゆっくりと歩いて行くつもりだったのだが、奥の宿泊者用駐車場に停めることは許可されていたので、時間の節約のためにそこまで車で行く。 フロント前ではすでに案内の方が待っていた。 まずフロント棟にある客室に向ってエレベーターで昇り長い廊下を歩く。 案内されたのは角部屋だった。 次はもう少し広い部屋。入り口奥に天窓からの明りに浮き出たテーブル。会議でもするのかしら。 そして前室。大きな鏡で広く見える。 奥のベッドルーム。 一旦表へ出て街路を行く。両側の建物は1階は店舗、2階と3階が宿泊室となっていて、それぞれ街路から階段で昇るようになっている。ちょっと従業員泣かせの配置だ。 この街路を歩くとき、いつも気になっていたのが木のテラスのようなものがある最上階の背の高い部屋。そこに案内してくれるとのこと。 外階段から入ると2階があるメゾネットの部屋になっていた。 中の階段を上ると狭いベッドルームになっている。 下のベッドを見下ろすとこんな感じ。 階段奥の1階にはこんなコーナーがあった。 最後はチャペル。 裏側。 中から見るとこんな感じ。 ていねいな案内にお礼を言ってリゾナーレを後にした。 ここで用事ができたTさんはAさんの車で小淵沢駅へ。11時半になったので予約してある南仏家庭料理の店コパンへ。 「私の山荘」 食後、私の山荘に立ち寄ってもらう。 「美術館・KEYFOREST871228」 山荘近くにできた、キース・へリングの作品を展示している美術館を訪れる。 (建物の写真は、7月8日の当ブログを参照) この時点で午後2時半を過ぎている。1時に申し込んであった茅野市民館の見学を3時にしてもらったが、それでも遅れそうなので急いで車に乗り込むみ八ヶ岳裾野を横切る道を西へ向う。 右の車窓には右端の編笠山から左端の蓼科山まで八ヶ岳連峰が雄大に延びているのを見、左の車窓には鋸、甲斐駒ケ岳、北岳、鳳凰三山の南アルプスの山並み、そして正面には北アルプスの穂高連峰と槍ヶ岳を見ながら茅野へ急ぐ。 「茅野市民館」 茅野市民館に着いたのは3時半だった。駐車場に車を入れ、まず茅野駅から直接入るアプローチをとった。駅から市民館までは長いガラス張りの通路状の建物で接続されており、ここは図書室にもなっていた。 まず多目的に使用されるマルチホールに入る。 客席を収納する際はホバークラフトのように空気で浮くので簡単に移動できるとのこと。その名のように色々な配列ができるようになっているとのこと。 2階に上がり、楽屋をのぞきながらコンサートホールへ向う。 客席後ろには幼い子供連れでも楽しめるようにガラスで仕切られた部屋が設けられているが、音はスピーカーを通して聞くことになるのかな? 建物北面は波のようにうねっているが、2階の内側は通路になっている。 北西端のアトリエという部屋を見る。片面の壁が鏡になっているので舞踏やスポーツなどの練習ができそうだ。 これで見学は終わった。お疲れさま。いそいそと喫茶室に入ってコーヒーを注文。外はもう暗くなっていた。 帰りを急ぐSさんを茅野駅に見送り、我々は車で諏訪ICから帰路についた。 見学会では見学場所を欲張ると忙しいことになるから注意などと他人には言っていた私が少々欲張ってしまった。実は村野藤吾設計の八ヶ岳美術館、藤森昭信設計の神長官守矢資料館も時間があれば訪れようと思っていたのだが時間がなくなってしまった。けれども内容は濃い見学会になったと思う。 熱心に説明をしてくださったオルガン工房の草刈夫人、親切に案内をしてくれたリゾナーレ、そして茅野市民館の方、ありがとうございました。
by amanojakusan
| 2007-11-27 16:21
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