秋葉原で凄惨な事件が起きて7人の方が亡くなった。その葬儀の模様が今日もテレビで報道されている。
昨日、事件を起こした男の両親がカメラの前で謝っていた。その両親に対して取材記者からであろうか「親としてどのように償っていくのか」という質問が飛んでいた。何とむごいことを言うのだろう。私がその場にいたならばそのような質問をした人をとがめたであろう。
さて、世界の紛争地からは連日のように「○○人死亡」の記事が飛び込んでくる。この人たち一人ひとりの命も、秋葉原で亡くなった7人の命も本来同じように重いものだ。しかし片方の命は数字でしか報道されない。そしてそれに慣れっこになってしまっている。そんな亡くなり方をする人たちがいない世界はいつ実現するのだろうか。
それには紛争を武力で解決しようという野蛮な考えをいつまでも持ち続けていてはいけない。しかし、なかなかそこから抜け出せない。
人類よ、もっと知恵を持とう!