8日、久しぶりに妻と小淵沢に来た。
調布ICから中央高速に乗る途中の渋滞を避けようと抜け道を行ったのがかえって災いし、なんでだろう、パトカーを初めとするたくさんの警察車両が狭い道にあふれて渋滞。結局八王子料金所を9時前に通過できなかった。つまり100Km以内が半額になる通勤割引の使用ができなかった。
今日は大泉の中村農場の販売所で餃子を買うことにしていたので100Km内の韮崎ICを過ぎて須玉ICまで行く。
販売所でついでにおいしい親子丼を食べようと思ったら食堂の開店は12時、あと1時間もある。そこで途中の山栗に寄ってスパゲティーを食べることにする。
実はこのときは和食が食べたい気分だったのでスパゲティーはあまり気が進まなかったのだが、山栗の栗山夫妻の人柄と静かな店の雰囲気を思い出して寄ることにした。
イギリスでの生活が長かったというご夫妻は、日本に帰ってきて東京の暑さがいやでここに居を構え、軽食を出し、アクセサリーや食器などの小物の販売をしながらあくせくせずゆったりと暮らしている。そんな雰囲気がこの店を包んでいるので居心地がよい。
薄黄緑色の若葉が茂るゴールデンアカシアの木陰のデッキでスパゲッティーとサービスのサラダ、そしておいしいコーヒーをいただく。
もう蝉が鳴いている。日射しは熱いが、吹き抜けるかすかな風が暑さを癒してくれる。
いつのまにか1時間が過ぎてしまっていた。
道の駅で地元産の旬の野菜を買い、山荘に到着したのは2時だった。