8月に久しぶりに妻と北アルプスの山々を歩いてくる予定だ。実は三俣山荘の経営者の伊藤ご夫妻から毎年のように案内をいただいていた。
伊藤ご夫妻とは、7年前に仲間の鍛鉄工芸家のIさんが製作した雷鳥の像を山荘に届けるために付き添って登り、そのときお会いして以来の縁である。
ただし三俣山荘は一番近い登山口の新穂高温泉からでも二日かかる黒部川の源流にあるのだが、周囲には槍ヶ岳、笠ヶ岳、双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、そして雲ノ平などの、登山者だったら一度は訪れたい山々や高原があり、夏は混みそうだ。
ということでテント泊を計画したのだが先日トレーニングで登った編笠山での経験から今回は全部小屋泊りとすることにした。
一泊二人で18000円ほどの出費となり、4泊の予定なので少々痛いが山歩きを楽しいものにしたい。
せめて行動中の食糧はさらに2000円かかる小屋の弁当に頼らず自分たちで用意することにし、昨日妻と久しぶりに登山用品店の食糧品売り場を覗いてみた。
水やお湯を加えれば食べられる軽くておいしそうなものがたくさん置いてある。そこで試食のために購入してきた。
中にはもう食糧の定番となっているものもあるので試食するのは一部となるが、コンロと小さなコッへル(鍋)は持って行くし、水は現地で調達できるので選択範囲はかなり広くなった。
あとは味次第である。