30日、午後に大田区へ帰ろうと思っていたら携帯電話が鳴った。家具製作者のTさんからだ。
かねて頼んでおいた、彼が取り付けたこの山荘の玄関引き戸と洋服入れ扉の調整、そして反り直しが必要なテーブルを持ち帰るためにこちらに来たいとのことだった。
明日来ることになり急遽滞在を延長することにした。正直言って猛暑の東京には帰りたくないという気持ちも働いた。なにしろここは昼間でも25度で大変過ごしやすいのだから。
急いで大泉のAさん宅に電話して明日以降のパンとピザを注文する。そして明日昼過ぎにTさんと寄ることにした。
31日、10時頃に着くはずのTさんは昼近くに到着。今日は火曜日、この近辺の店は全て休み。Aさん宅近くのおいしい魚料理店で昼食をするつもりなのでやきもきしていた。なんとか混む前に店に到着した。
食後Aさん宅に行く。Aさんは、パンを焼くほかに人形作りや押し花絵をするA夫人の4帖半ほどの押し花工房を造っている最中だった。A夫人は外出中だった。
Aさんが作った畑を見たり、薪小屋を見たり、ここでの生活を堪能している生活ぶりにTさんも興味深かげだった。
パンを受け取って帰る途中で身曾岐神社に寄って薪能などが開かれる能舞台を見る。
途中に中学校同期生のパイプオルガン製作者のK君の工房があるので連絡するとちょうどK君は在宅していたので寄った。
家具製作者のTさんとK君が使用する工具には万力など共通したところもあり、それを自分が使いやすいように改造したり工夫したりしている姿勢も共通していて話がはずむ。
山荘に着くとA夫人から電話がはいっていた。頼んでおいた夕食用のピザを焼くということなので再びAさん宅に向う。
焼きたてのピザをいただき、カボチャもいただいて帰宅した。
早速Tさんとパンプキンスープを急いで作り始める。
スープができあがる。
ちょっと冷めてしまったがピザの夕食はおいしかった。