朝、台所から妻のけたたましい声。
行ってみると流し前面のタイルが黒くなっている。
小さな蟻に覆われているのだ。
我が家の基礎まわりには粉末の蟻の駆除剤をときどき撒いているのだが
どこから入ってきたのだろう。
早速妻には食器類などをどかしてもらい、スプレーの駆除剤を噴射する。
あわてて逃げ回る蟻をかたっぱしから殺して流しに落としていく。
かわいそうだが、これは戦いなのだ。
別荘として使っていた当初は捕まえては外に逃がしていた。
しかしこれでは味をしめた蟻はまた入ってくるようなのだ。
今では見つけ次第殺すようにしている。