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今朝はそれほど寒くはない。温度計を見なかったが5度くらいであろう。
やや早めの5時半に家を出る。 アスファルト道を東へ歩き、コメントを寄せられた方から教わった道を目指す。 北へ向うアスファルト道へ曲がり、斜め右へ行く踏み跡へ入ったがおびただしい赤松の倒木で ともすると踏み跡を見失いがちになる。 その先も落ちた木の枝や生い茂る幼木などが行く手をさえぎり、踏み跡もさだかではなくなって きた。 一時期晩秋のころに毎年のように出かけた南アルプス深南部の原始林と動物の世界を歩いていた感覚がよみがえる。 その感覚を磨くよいトレーニングだ。 かすかに残る踏み跡を探しながら20分ほど北へ上って行くとやっと信玄棒道に出た。 ここから我家がある西へと歩いて行く。左手には酒造会社の施設跡を囲むフェンスがある。 突然ガサガサという物音が左からした。 見ると2頭の鹿がフェンスの中を駆けて行く。どこから入ったのだろう。 突然のことだったのでカメラを構える暇もなかった。 一昨日たどったゴルフ場との間をまっすぐに南下する道は荒れていて歩き辛いのでそのまま棒道を西へたどる。 左手のながめは明るい芝生が広がるゴルフ場に変わっている。 道の上には湯気が立っていそうな真新しい馬糞が随所に見られる。昨日のものだろう。 動物の臭いがしてきた。南アルプス深南部ではあたりに動物が潜んでいる知らせだ。 手を叩いたり咳払いなどをして人間の存在を知らせたが、すぐに北に広がる牧場の臭いだと気が ついた。 牧場へ行く道を右に見送り、古い石像が立っている棒道の標識を過ぎて木の橋で沢を渡る。 我家の敷地端を流れる沢の上流である。 しばらく先で南下するアスファルト道をゴルフ場を横切って下り、角に洒落た宿泊施設がある砂利道を東へ入る。 そこから牛舎前の道を行く。多くの牛はお休み中だが子牛が1頭こちらを警戒して見ている。 それをカメラにおさめてまた見るといつのまにか大きな親牛が子牛の傍らに出てきており、こちらをにらんでいた。 肖像権がどうのと言われる前に早々に立ち去る。 いつもの新聞ポストから新聞を取り、7時15分に我家に着いた。
by amanojakusan
| 2011-10-09 11:12
| 小淵沢の生活
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Comments(5)
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八ヶ岳99
at 2011-10-10 13:02
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どうやらamanojakusanは道に入るところを間違えたようですね。
最近はこの道を通っていなかったので、家から近いこともあり行ってみました。踏み跡も比較的はっきりわかりそれほど歩きにくいこともありませんでした。もう少し手前から入るとよかったのではと推察します。
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Commented
at 2011-10-10 13:14
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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amanojakusan at 2011-10-10 14:44
八ヶ岳99 さん、この林は藪も少なく自由に歩けますので今後色々とたどって最適なルートを探してみたいと思います。
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甲州街道
at 2011-10-10 19:23
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八ヶ岳牧場コースを気にいって下さったのですね。よかった!
本音を言うとこのコースはあまり知られたくないです。だって棒道みたいにゴミだらけになったら悲しいです。 その点、このブログ読者は良識ある方々ばかりに違いないから安心です。 春先には1本の大きなコブシが見事な花を咲かせています。 夏は遮るものがないので暑いです。でも、amanojakuさんは早朝だから全く問題なし。 冬、12月末に行った時はたくさんの鹿がいて、私たちに気づくや否や、ピー、ピーと警戒の鳴き声を出し、牧場の中を走りまくりました。 すごい迫力でした。彼らは本当に人間が怖いのですね。それもその筈、小淵沢駅近くのレストランに「鹿肉」メニューがあるくらいですからね。 女取湧水から戻られる時に別荘地の中を通られたそうですが、あの別荘地の西隣の林の中に馬の道があります。別荘地に入らず、棒道から別荘地のすぐ隣に林がまばらになっている所を見つけると、そこ入口です。
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by
amanojakusan at 2011-10-11 08:27
甲州街道さん、色々な情報をありがとうございました。
これからのウォーキングが楽しみになりました。
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