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19日、この日も私は早起きして自炊スペースでお湯を作り、ポットに入れ乾燥ドライカレーの
袋にも入れて行動食の準備をする。 妻も起きてきて、5時からの朝食を眺めのよい食堂で他の登山者たちと談笑しながらすます。 雲は多いが今日も天気はよさそうだ。小屋の人が、今まで天気が悪かったのに昨日今日と 好いのが不思議だといっていた。(私の妻は晴れ女だから)と心の中で感謝する。 6時15分に小屋を後にして黒部の源流に下っていく。 しかし沢は雪解けで水量が多く渡る場所を選ぶのに苦労する。私が示した場所を妻は怖がる のでしかたなく少し下流を選ぶ。 しかしここは流れが速く落ちたら危ないのと最後の岩の間が離れていて思いっきり跳んで こちらのとがった岩の上に乗らなくてはならず姿勢が不安定になるので先に渡って手を貸す。 やっと渡って対岸を少し登ったところから見下ろしてやはり私が示したところがルートのことを 納得してもらう。 右端の赤い岩のところを渡ったのだが、左端の大きな岩が並んでいるところがルートである。 ただこちらは最初の一歩を乗せる岩が流れの中にあり、足を取られそうで怖くは感じる。 ここから雲ノ平へは岩がガラガラした急な登りになる。かなり登って振り返ると、いつのまにか 三俣山荘が目の下になっていた。 やがて傾斜はゆるくなり広い雪渓が現れたので、岩だらけの歩きにくい登山道から離れて 雪渓を登っていく。 植生保護のためには登山道から外れてはいけないが、ここはまだ雪の下なので荒らすことは ない。 私が好きな黒部五郎岳(2840m)が這い松の先にある深い黒部渓谷の向こうにどっしりとした 姿を見せている。 ある夏の日に、こちらに見えるカールを流れる冷たい雪解け水でそうめんを作って食べたことを 思い出す。 やがて遠くに雲ノ平山荘の姿が見えてきた。(写真中央やや左) 遠くに見える雄大な山は薬師岳(2926m)。昔、愛知大パーティーの十数人が冬に遭難死した 山で、ルートを間違えた場所に慰霊碑が立っている。 小屋への道がこちらに延びているように見えるが、これは下のテント場への道で、我々がたどる 道は右に大回りしており、まだまだ時間がかかる。 この雲ノ平も植生を守るために尾瀬と同じように登山道のほとんどに木道が施設されている。 その上を歩いていてはたと足が止まった。木道の脇に雷鳥が一羽いる。 近づいても動かない。しばらく待ったがやはり動かない。しかたがないのでそのまま歩いて行くと 木道を横切って左の高さ30cmもない草の茂みの中を地を這うように身を低くして走り去って行 った。その身の隠し方はみごとなものだったので、写真に撮るのを忘れて見とれてしまった。 のんびりと休みながら雲ノ平にゆったりと流れる時間を堪能しながら12時前に山荘に着いた。 この山荘はおととし建て替えられたばかりだ。形は、戦時中日本軍のジェットエンジンの設計を していた三俣山荘の伊藤正一氏が、人力で運べる小さな部材でも冬にはこの屋根を覆ってしま うほど積もる雪にも耐えられるように考えた以前の小屋のマンサード屋根を、引き継いだ次男の 二朗氏が踏襲した。しかし構造は日本の伝統工法だ。それも二朗氏のこだわりである。 気が付くと正面に見えるデッキの足元も京都清水の舞台と同じ貫(ぬき)構造である。 実は近づくにつれ何か違和感を感じていたのだが、屋根が洋風にもかかわらずここが和風だか らか。 入り口から入ろうとしたらちょうど表から二朗氏が来た。 9年前にNさんと来たと挨拶すると思い出してくれた。実は妻も最近我が家の方で知りあった人 が二朗氏をよく知っているということなのでそのことを話すとすぐに打ち解けた。 このあとこの山荘への二朗氏のこだわりぶりを紹介するのは次のブログでしたい。
by amanojakusan
| 2012-07-24 11:26
| 山の話
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