「寒いでしょーぉ」とよくいわれる。小淵沢での生活のことだ。
誰に言われるかというと東京在住の人たちばかりではなく山梨県の甲府とか韮崎などに
住む人や同じ北杜市でも長坂とか高根とか明野などに住む人たちにも言われる。
小淵沢はそれほど寒い場所というイメージがある所のようだ。
今日の我が家の昼の写真である。
日本海側で風雪とたたかっている人たちには申し訳ないほどの日差しを浴びている。
コナラの木々はすっかり葉を落として向こうがスカスカに見える。
だから日当たりが良い。
室内では薪ストーブがちょろちょろと燃えている。
だから室内は暖かい。
ストーブの上の鍋は妻が作ってくれたカレーである。それがごとごと音を立てている。
圧力釜で炊いていたご飯ができあがったようだ。
取っ手の付け根にある赤いボッチは、まだ釜の中が高圧であることを示している。
このボッチが穴の中に下がれば蓋を開けることができる。
蓋を開けてふっくらと炊きあがったご飯をしゃもじでかき混ぜて水気をとばし、皿に盛って
玉子を落とし、その上からカレーをかけ、妻が作っておいたマリネとともに今日の昼食と
する。