3月12日、晴れ、今朝の気温はー6℃。
東日本大震災から昨日で2年が経った。
それなのに被災地の復興は進んでいないように見える。
痺れを切らし、あるいはあきらめて住んでいた土地から離れていく人たちが
増えているという。
結局この先復興しても人口が大きく減った土地に住む人がどれだけいるの
だろうかという心配が出てきている。
公共施設をせっかlく造っても利用者がいないのなら無駄になる。
また、住人が少なければ店舗などを営んでいた人が再開しても経営がなり
たたない。
振り返ってみると被災した人たちの、元の場所に帰りたいとの思いが強かった
のは2年が限界だったということになる。
その間に確実に復興するという希望を被災者に与えることができなかった行政
能力のなさが嘆かわしい。
新しく街を造ろうとしても元の土地の所有者が行方不明とか避難した先がわから
ないなどでなかなか進まないなどの難題はあるのだろうが例えば、少なくても
1年間、土地の所有者は名乗り出るように、テレビ局や新聞社などの協力を得て
広報し、名乗り出がなかった土地は自治体が使用できるなどの法律を作ること
ができなかったのであろうか。
なんだかこの2年間がもったいない時間だったという気がするのだが。