4月9日、まだ暗いが、星が見えるので晴れ。気温はー1℃。
目が覚めた。まだ真っ暗だ。時計を見ると4時30分。
ここ数日、ロフトに寝ているので目の前の天窓から夜空がよく見える。
今日もたくさんの星。
あれれ、一つだけ動いている。北から南へと移動している。
明るさは二等星くらいか。
早速起きて、PCで若田光一さんが船長の国際宇宙ステーション(ISS)の
位置を検索する。
しかし今の時間、ISSは日本上空を通ってはいないようだ。
いま飛行している人工衛星の数はおよそ3500もあるらしい。
あんなに明るいのだからかなり大きな衛星だ。
53年前、人類初の有人人工衛星であるガガーリンが乗ったヴォストークが
夜空を移動して行くのを見て興奮した記憶が今もよみがえる。
ところでそのときガガーリンが言ったという「地球は青かった!」という言葉だが
「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」と言った言葉が英語への
翻訳の途中で変わったとの説もあるようだ。
ガガーリンが本当に「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」と言った
のなら、彼はすばらしい詩人だったと思う。