8月30日、雨のち曇り。
朝から今年の夏を象徴するような天気である。
ということではるかの散歩はお休み。
多くの木造住宅を設計してきたが、常に屋根勾配には気を使ってきた。
それによって建物の雰囲気がまるで違うからだ。
そして行きついたのが3寸5分勾配、つまり3.5/10の勾配だ。
この勾配は緩すぎず、急すぎず、ちょうどよく感じる。
特に私の設計では、屋根勾配がそのまま室内の天井勾配になることが
多いので、室内から見ても好ましい勾配として3寸5分勾配になった。
小淵沢の我が家の屋根も3寸5分勾配である。
この勾配だとコナラの木から落ちる枝や葉、花などはすぐには落ちず
屋根上にとどまっているが、それでもいつのまにかなくなっている。