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五反田のビルには夕方5時に着いた。
(下の写真は以前撮ったもので、5日の5時はもうかなり暗かった。) 東と南には高い建物があるが、幸い西と北は道路に面した場所である。 もともとは木造の平屋があった74.5㎡(23坪弱)という決して広くない 土地であるが、この土地の利点を最大限生かせるように設計した。 最上階にオーナーご夫妻がお住まいで、バルコニーがある3階と2階、 そして1階は貸事務所としてきた。 このたび3階の部屋が空いたので郊外に住む息子さんご夫婦の住居に 変更したいとのご依頼であった。 実は3階は当初は賃貸用のワンルーム2部屋として設計したのであるが、 途中でやはり私の設計で間仕切りのコンクリートブロックを撤去して貸事務所に 変更した。だから住まいに必要な設備配管用のスリーブ(孔)は壁や梁に設置 されているので、今回はそれらをそのまま利用した設計をしなくてはならない という制約があるし、なにしろ階段スペースを除いた広さが48.5㎡(約14坪) という狭い場所にご夫妻と20代半ばの娘さんが住まわれるというのだから 設計にはかなりの工夫が必要であった。 なお、工事はビルを建築したK建設さんにお願いした。 3階へは建物内の北側に設けられた階段を昇って行く。 玄関にはA夫人、そして部屋では4階にお住いのオーナー夫人も出迎えて くださった。 一通りの挨拶をし、さて照明の入った部屋の様子はどうだろうか。 キッチンセットや造りつけの食器棚などに囲まれた7帖弱のダイニングリビング である。 もともとお持ちだった1m×2mのテーブルと6脚の椅子が置かれている。 照明は全てLEDで珪藻土の天井を照らすようにしてある。だから天井には なにも付いていない。正確には隅に熱感知機が一つ設置されているが。 壁も珪藻土で仕上げてあるので、それに反射した柔らかい光が部屋全体に 満ちている。 照明は調光できるのだが、中程度で使っていても十分明るいという。 私が意図した通りの雰囲気になっていた。 この部屋からはバルコニーがある側に通路が延びている。 右にはバルコニーへの掃出しが2カ所ならんでいる。奥の開口には今は遮光 カーテンが下りている。 この通路の左手に間口1.6mの3帖弱の部屋が二つ並んでおり、いずれも 引違い戸の入り口と欄間がある。引違い戸にしたのは必要に応じて開け放す ことでバルコニーを通して外が見えるようにして開放感を得るためである。 欄間は、バルコニー側の壁二ヶ所に設置されたエアコンの冷気や暖気が 入り口を閉めても部屋に入るようにするためである。 そしてもう一つ工夫がある。実はこの二部屋はAさんと娘さんが使用しており、 A夫人は、娘さんがいずれ外に出るまでは二部屋の左手、つまり玄関からの 廊下突き当りにある1.6帖ほどの納戸を使用しているのだが、その部屋の 空調のために通路から二部屋の境にダクトを設け、エアコンの空気が小さな 換気扇で納戸天井から吹き出すようにしてある。換気扇のスイッチは納戸に 設置してある。また納戸の入り口ドアにはガラリがあり、空気が住まい全体を 循環するようにしてある。 夏冬と使用してみると1台のエアコンで全体に冷気や暖気が十分いきわたる とのことだった。 いずれの部屋も収納には苦労したが、上手にお使いしていただいていた。 また水回りも東側に1.6m×5.2mのスペースがとれ、トイレ、洗面所、そして 1.3m×1.7mの浴室がとれて既存の窓もトイレと洗面所にうまく配置できた。 とにかく大変感謝されたのがとてもうれしかった。 このあとに設計分会の新年会が渋谷であるので1時間ほどであわただしく おいとまをした。妻もよくできているとほめてくれた。
by amanojakusan
| 2016-02-09 05:13
| 建築の話
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Comments(2)
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by
pallet-sorairo at 2016-02-09 10:20
失礼乍ら、こんなに狭い場所(我が家とそう変わらない(^^ゞ)に暮らしていたら断捨離なんて言葉は、もともと不要ですね。
それにしてもよくできていそう。 感謝される施主さんのお気持ちがよくわかります。
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by
amanojakusan at 2016-02-10 04:12
pallet-sorairo さん、郊外では一戸建てにお住まいだった
Aさんたち。物はかなり処分してきたそうです。 それでも高齢になられたご両親のそばにいるということと、 狭くても都心に住むという道を選ばれました。 大田区から小淵沢に移住した私たちとは逆ですね。
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