2月12日、晴れ。今朝7時の気温はー4℃。
朝10時、台所でなにやら作っている妻に「これのあれに行ってこようか?」と
言う。妻からは「これのあれに行ってくださいます?」との返事。
これとは足元にいるはるかのこと、あれとは散歩のことだ。
犬は言葉の理解が早い。はるかとは自分のことだと思うのは当然だし
散歩などと言おうものなら喜んでとびついてくる。それがわずらわしいので
これのあれと言っている。妻との会話はこれで十分通じている。
最近は日常会話でも「あれはどこいった」「あそこにありませんか」で通じて
しまうことが多くなった。
今日の散歩は久しぶりに林の方に行こう。今まで雪で行かれなかった道だ。
道はきれいに除雪されており、歩きやすくなっていた。
途中ではるかがフェンスの下の臭いを嗅いでいて離れない。
下の穴ははるかでもくぐれない深さだが、フェンスの向こう側に足跡が続いて
いるので小さな動物がくぐったのだろう。最近増えているハクビシンであろうか。
帰りに見た足跡。手前のフェンスは高さが1m20cmほどだが向こうに足跡が
続いている。
これは鹿の足跡である。以前このフェンスを、何頭もの鹿が悠々と飛び越えて
行くのを見たことがあるので間違いない。