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11月2日、晴れ。今朝の気温は2℃。
今朝は冷えた。ニュースで各地で積雪があったことを報じているが、 我が家のある標高1070mの小淵沢もそろそろ雪のシーズンである。 車のタイヤも今月半ばまでには雪道用のタイヤに替えなくては。 そういえば一昨日夕方見た北岳と甲斐駒ケ岳が雪に覆われている ように見えたが、逆光でよくわからなかった。翌日になったら確認 しようと思っていたらその後は両方の山とも雲に覆われてまだ確認 できていない。 瀬戸内海の直島、豊島、犬島の旅の報告は、今日は先月9日の豊島 美術館である。 直島で民宿に泊まり、連泊するのでいらない荷物は置いて、直島 宮浦港から高速船に乗る。 手前右側の小さな船が我々が乗る高速船である。後ろを行くのが前日に 宇野港から乗って来たフェリーである。 さすが高速船、海面をはずむように進んで行く。うしろにできる 波もダイナミックだ。 およそ20分で豊島の家浦港に着いた。 ここからバスで豊島美術館に向かう。建築雑誌などでおなじみの姿が 見えてきた。 右手の、大きな穴があいた白いドームの下に見える場所で入場券を 購入し、左端に見える道を歩いて正面の山の後ろにある入り口に行く ようだ。見終わったら正面に見える道を歩いてもどって来るらしい。 Saさんが予約してあったので、長い列に並ばずに入場券を購入できた。 それと言い忘れていたが、初日に作品鑑賞パスポートも購入していたので すべての美術館などの入場料が割引になっている。 美術館の入り口である。 この手前で靴を脱いで館内に入るらしい。入場制限があるので並んで いると、出てくる見学者の中には靴下を脱いで素足になった人もいる。 なぜだろう。 我々の番になって靴を下足入れに入れて館内に入る。 ここからは撮影禁止だ。薄暗い通路を歩いていくと低く大きなドームに 覆われた広い場所に出た。床も天井も白く塗られ、床はわずかに傾斜 している。天井からはところどころに細い紐がぶらさがっていて、二つ ある大きな穴から入って来るかすかな風に揺れている。その穴にも細い 紐が縄跳びの紐のように両端を天井に固定されて垂れ下がっている。 そしてそれもかすかに揺れている。しかし足元に注意しよう。微量な 水があちこちにある小さな穴から浸み出している。それがわずかに 傾斜している床を流れていくのだが勢いが落ちて途中でとどまっている。 そこへあとから浸みだした水が合流する。ある量になるとそれが大きな 集まりとなって流れていきさらに先で止まる。そのような流れは最後に 小さな穴に流れこむ。そのときに水琴窟のような響きがかすかにして くるようだが、難聴の私には聴き取れなかったのは残念だ。 そんな場所があちこちにあるので皆床に座って流れてはとまる水を じっと眺めている。あるいは大きな穴の下にできた風にさざ波がたつ 水たまりのふちに座って穴から見える空や山の緑を眺めている。 虫の声も聞こえてくる。多くの人たちがいるのにとても静かだ。 だれかが誤って低くなった天井に頭をぶつけた。その音がうなりの ように響き渡って消えていく。私が咳をしたらそれも大きなうなりと なって響き渡ったので恐縮してしまったが、うなりがおさまると再び 静かな雰囲気がよみがえる。 皆立ち去りがたいようで自然に滞在時間が長くなる不思議な空間だ。 さて出ようかとうっかり歩き始めると小さな流れに気づかずに靴下を 濡らしてしまう。裸足で出てくる入場者の理由がこれでわかった。 西沢立衛氏設計の豊島美術館はそれ自身が大きな芸術作品だった。 高桐院や詩仙堂で感じた、いつまでも去りがたい時間を与えてくれた。 あれ?だから来るときに京都でこの二か所に寄ったの?
by amanojakusan
| 2016-11-03 13:16
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