11月28日、晴れ。今朝の気温は4℃。
夕べ、近所の別荘宅で鍋を囲むので来ないかと誘われたので雨の中を
妻と出かけた。
別荘の持ち主はかつて我が家の畑の師匠だったKobさん。一緒に鍋を
囲むのは登山をともにしたことがあったり、私がよく一緒に登山を
したKoiさんの夫人など、全く他人ではない人たち6人である。
そのうちの一人Kozさんが最近南アルプスの三伏峠から聖岳までを
縦走して来た話をした。
北アルプスや外国の山々にも登ってきた人なのだが、南アルプス南部の
縦走にはずっとあこがれており、北岳から塩見岳を経て三伏峠までは
すでに縦走したので、その続きをしてきたのだそうだ。
三伏峠から聖岳までは私も50年前に縦走したことがあり、荒川三山や
赤石岳などの3000m峰はもちろん、小河内岳や兎岳などの山々や
美しい花々に囲まれた荒川小屋やひっそりとした百閒洞(ひゃっけんぼら)
小屋などのなつかしい名が当時の記憶をまざまざと呼び起こしたのには
びっくりした。
私は赤石岳にはそのときの一回しか登頂していない。もう一度登って
みたいとの思いがふつふつと湧いて来た。