3月27日、晴れ。今朝の気温はー1℃。
昨日、所属している句会のランチ会があり、大泉のカフェに8人が
集まった。その中で男はIさんと私の二人だけである。
月曜日と火曜日は大釜で焼いたピザのランチがあるので昨日火曜日に
集まったのである。
サラダ、ピザ、パスタ、ピザ、カラメルかけのアイスクリームそして
コーヒーと続きおいしいピザを食べすぎて腹いっぱいとなった8人は
近くのメンバーの家に移動。そこで句会を開く。
昨年発表された中から銘々11句を載せた句集をもとに感想を語りあう
という句会であり、私は初めて参加した。
ということでまず私の俳句11句が俎板に乗せられ、一人3票を入れる。
雪原を斑に融かし草芽立つ 2票
せせらぎや山奥の春運び来る 1票
山茱萸(さんしゅゆ)の一枝暗き部屋に挿す 2票
水面の木左右に広げし初夏の風 1票
故郷はどの地にしようか不如帰 3票
なつかしき蝉の声あり墓掃除 4票
西瓜一つ土産に畔を近道す 2票
海野宿連なるうだついわし雲 3票
浅間見る虚子もくぐりし門(かど)の柿 2票
日本海を目指す渓流紅葉乗せ 0票
風無くも柿の葉落ちる小春かな 1票
最も票を集めた「なつかしき蝉の声あり墓掃除」は墓掃除を墓洗うに
したらどうかとの意見が出た。語順を変えて「墓洗う遠く近くに
蝉の声」としたらどうかという意見も出た。「海野宿連なるうだつ
いわし雲」「西瓜一つ土産に畔を近道す」「山茱萸(さんしゅゆ)の
一枝暗き部屋に挿す」が高評価だった。
あと一人の11句も遡上に乗せられたあと、句会はお開きとなった。