6月5日、曇りのち晴れ。今朝の気温は15℃。
先月27,28日に大学時代の友人たち6人と松本を旅行した。
12時半に松本駅に集合というので私は小淵沢駅から各停に乗る。
はるばる都内から各停で来た3人と車内で合流。あとの3人は特急で
来るとのこと。
7人が駅で合流するとまずは昼ごはん。松本に実家があるO君の案内で
蕎麦屋で昼食を済ませる。さすがにおいしい蕎麦だった。
タクシーで松本城へ。私が好きな、美しい城である。
天守閣への階段は急で、勾配も60度以上、蹴上40Cmのところでは
手摺の竹棒を握る手に力が入った。
歩いてもそれほどではないが、なにしろ高齢者たちなので、
待たせておいたタクシーで旧開智学校へ。
バルコニーに出る扉上部のステンドガラスを内部から見る。
さて再び待たせておいたタクシーで今日の宿の、浅間温泉のホテル
玉之湯へ行く。予約した二つの部屋は、一部屋は和室が三つもある、
作りも丁寧な部屋だったが、もう一つはやはり和室がふたつあるが
造りは少し落ちる感じだった。
それでも料理はよかったのだが残念ながら写真を撮るのを忘れて
しまった。
皆は11時頃までしゃべっていたようだが、私は9時に、睡眠時
無呼吸症候群用の器具をセットして寝てしまった。
これが睡眠時無呼吸症候群用の器具である。↓
撮影は自宅で。これを持ち歩くのは大変である。
夜中に目が覚めてトイレからもどると、突然大きないびきがした。
やはり睡眠時無呼吸症候群だというO君だ。かれは器具を持参して
いない。だから睡眠中に呼吸が止まっていて苦しさで突然大きな
いびきをかいたのだろう。心臓も悪いと言っていたので危険だ。
翌日は宿の目の前がバス停だったので、バスで駅へ出てレンタカーを
2台借りる。ハイブリッドのトヨタのアクアとプリウスだった。
雨が降り出した。まず松本市美術館に行く。草間彌生の作品が迎えて
くれる。
ここには草間彌生の作品が常設されているので、自動販売機もこの通り。
ちょうど開かれていたラリック展を観たり、その他の常設展を観たり
しているうちに11時半になったのでレストランに入る。
仔牛のステーキのランチがおいしく、コーヒーを追加してゆっくりと
休む。
実はこの後上高地に行くことになっていたのだが雨なので止めにした。
通りのはす向かいにある芸術劇場に入る。
ロビーへの階段は、勾配も大変ゆるく、私にはかえって歩きにくかった。
右に見えるのはエスカレーターではなく動くスロープである。
建物全体の模型があった。
設計は伊藤豊雄氏。
彼独特の窓。
この後、安曇野にあるちひろ美術館に向かった。
設計は
内藤廣氏。練馬にあるちひろ美術館には昔行ったことがあるがこちらは
初めてである。岩崎ちひろの絵は本当に心が癒される。
帰りに碌山美術館に立ち寄る。
ここは何度か訪れているが、碌山の彫塑による作品はすばらしい。
松本駅より5人は特急で帰ったが、私とI君は各停に乗る。
I君は各停に乗るのが好きだと言っていたが、一人で帰る私に
付き合ってくれたのかも知れない。私は途中の小淵沢で下り
I君と分かれた。
と駆け足でブログを書いたのは、明日、明後日と俳句の会の人達と
金沢に行くからである。ただ天気が良くなさそうなのが気になる。