ガソリンが値上がりしている。とうとう1リットル170円という値段もささやかれ、車を使用する人たちの嘆きが聞こえてきそうだ。そしてCO2の排出増加による地球の温暖化も進んでいる。
それなのに高速道を猛烈なスピードで飛ばしていく車、パーキングではエンジンをかけっぱなしにしクーラーを効かせて休むドライバー、一般道でも前方の信号が赤なのにスピードをゆるめずに走って行きわざわざフットブレーキをかけて止まる車などが相変わらず多い。
中央高速道の上り線でも小淵沢ICから長坂IC、韮崎ICから双葉PA、笹子トンネルから上野原IC、小仏トンネルから八王子ICなどにある長い下り坂では地球の引力を利用し、アクセルはときどき軽く踏むだけでも時速80~90Kmで走ることができる。
このときにプリウスの画面を見るとバッテリーだけで走っているか、あるいは充電しているかで、エンジンはときどきかかる程度だ。だからそれまで走った分を含めた平均燃費も50Km/Lくらいまでに上がっていく。
ということは一般の車でも同じような運転をすればガソリンがかなり節約でき、CO2の排出をおさえることもできるはずだ。
全ての車でプリウスのように瞬間燃費と平均燃費が表示されればドライバーの運転はかなり変わるのではないだろうか。